夜勤明けの車の運転には気をつけましょう

 

夜の勤務は、色々な事があります。施設の夜勤は平穏に過ぎる日と、そうでない日があります。

 

そうでない日というのは、ご入居者様の病気が悪化したり転倒事故があったりして緊急で病院に同行したりとか、比較的お元気なご入居者様が色々な方法を使って無断で夜中に施設からいなくなってしまったりした場合とかです。

 

それ程ではなくても、たとえばAというお部屋のご入居者様とBというお部屋のご入居者様が、なぜか入れ替わっていたりして驚いたりとか、予想外の出来事が起こるわけです。

 

その日は予想外の出来事ではなかったのですが、色々な事がありました。まず、あるご利用者様が眠れないらしく夜中に大声でわめきながら廊下を歩くものですから、なだめてお部屋に連れて行こうとしましたがなかなか行こうとしなかったので、かなり手こずりました。

 

それから、見回りをしていたらトイレに行きたいという方がいましたのでお連れしました所、その方の動作が早かったのか、私の介助が遅かったのか、トイレでリハパンのパットをご自分で外されました。緩かったのでトイレは便まみれになりました。

 

まず、その方を浴室へ連れて行きまして、シャワーで全身を洗って清潔にして寝ていただきました。その後、トイレ掃除です。壁も床も全て掃除が終わったのが、深夜2時位でしょうか。それからいつも通りに他の方も見回ります。

 

少しお熱がある方や体調が良くない方はお熱も測ったりして様子を見ます。朝になったら、早番の方と一緒に皆さんを起こして、着替えや排泄の介助や整容のお手伝いをして回ります。

 

それから朝食の介助等をして、9時頃に引継ぎをします。全員の夜の様子や健康状態などを日勤の方に伝えて、掃除などをやってからようやく帰宅となります。
その夜の出来事は想定内の出来事とはいえ、かなりくたびれていました。

 

早く帰って寝ようと、それしか考えていませんでした。いつも通りに車に乗り込んで、エンジンをかけました。車を発進させた時には、かなり意識ははっきりしていました。というよりも緊張と興奮が残っていますので、夜勤明けというのはむしろ変な元気の良さのようなものがあるのです。身体は疲れているのに、気持ちだけが元気みたいな。それでしばらく走った時でした。

 

ハッと気づいたら、センターラインを越えて反対車線を走っていました。ほんの1秒か2秒の出来事でした。もしかしたら、一瞬寝たのかもしれません。だけど、もし対向車があったらと考えたら、ゾッとしました。

 

時どきニュースになる事故は、こうして起きるんだなと思いました。介護疲れの時には、また何かでくたくたに疲れている時には、絶対、車を運転しないようにしようと思った出来事でした。